DIARY


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2004/7/31
今度の仕事で組んだ人が、滅茶苦茶いいかげんな人間で、
あと少しで入稿に遅れてしまうところでした。
久しぶりに芯から頭に来て、電話口で延々と散々罵倒した所、
その人の紹介者から逆にこちらが恐縮するほど謝罪されました。
つうかそのいいかげんな人、36歳だってさ・・・。
私のことを少し舐めてたのかもしれませんね。
とりあえず今後、その人との仕事は全て断らせていただくことを、
先方にしっかりと伝えました。
もしかしたらその人、仕事に干されるかもね。
いい気味だ。ちったあその足りない頭を使って反省しろ!

仕事って・・・。
色々思うところがあります。
少なくとも私は、いい加減な人間とは一緒に組みたくありません。
最悪です。こっちは真剣なのですから。

でも実際、いいかげんな人間って多いような気がします。
ここを読んでくれている学生の方。
社会に出る前に自分のことをもう一度振り返って見てください。
何か最近はみんなで『鬱なフリ』、『傷ついたフリ』をするのが、
ほ〜んと、大大流行のようですが、
そんなの実際に目前にいたら迷惑なだけです。
そんなことを言い訳にして、自分が何も出来ないだけだという、
逃げられない事実から目をそむけるのはやめましょう。

私だって少ない能力を何とかフル活用して頑張ってます。
本気で生きています。


2004/7/30
終わった〜・・・。
やっと片付きましたよ。
これで明日から晴れて夏休みです。
一応、補講が後3回、レポートがあと3枚、
そしてテストが後2回ありますが、
飛び飛びなので、何とかなります。
うはあ。疲れた。

今夜は休息をとることにしました。
気付いたら、この3日間で睡眠時間が合計8時間ほど。
そろそろ体中も悲鳴を上げてきたので、
今日は早く寝てしまって、
明日の午前中からガツガツ仕事します。

そうそう。
この前UPした『世界の終わりの片隅で』が、
おかげさまで好評のようです。
感想を下さった方々、この場を借りてお礼を申し上げます。
次は何を書きましょうかね?

それにしても良かった・・・。
先にUPしていた『話』のほうが、
「難しい」、「何が言いたいのか分からん」という、
結構切ない感想を頂いていたので・・・。

私は恋愛物が苦手です。
親しくしている友人の影響と、
方々からのリクエストが多くなってきたという理由で、
本当につい最近手を染めましたが、
やっぱりまだまだ分からない部分も多く、
人生経験の貧弱さを痛感しています。

夏ですね。
恋の季節ですか?(マテ
少しは勉強できるといいのですが。

でも、夏休みがまだ始まってすらいない現時点で
9月末までのスケジュールが完全に埋まっているので、
なかなか難しいかもしれません。

一回は海に行きたい物です。
がんばろー!


2004/7/29
とりあえず学校関係は明日でほぼ終了です。
頭の腐った教授が数名いて、
最後のテストは8月9日とか言ってましたが、
ほとんどは明日で片がつきます。
逆に言えば、今夜が山です。

とりあえず明日までのスケジュールは・・・。
レポートが一つ。
テストが3つ。
死んできます。

それが終わったら仕事のラストスパートです。
そっちの方が致死率は高いのですが、
ひたすら楽しいことに変わりは無いので、
まだ精神的に健康でいられるような気がしています。

それにしても8月9日はありえないな・・・。
私、その日辺りから出張で東京なんですが。
死ねと? いいでしょう。かかってきなさい。

さて。ここからは部活情報。
一応、部長らしいのでやっておかなければ。

私が所属する文藝部では、
今月末が部誌の原稿締め切りだったのですが、
誰一人間に合ってないという死にっぷり。
おいおい・・・。
激忙しい私なのに、本当に飛べそうなのに、
もうとっくに原稿用紙60枚分で仕上がってますが・・・?
学生さんは不甲斐ないです。
今度叱っておきます。

さて。レポート片付けるか・・・。


2004/7/28
今日はこれからバンドの練習です。
来月出る新しい音源の為の練習ですね。

つうか。

明後日、語学のテストなんですが。

・・・。

まあ、しょうがない。
オーライです。
ドンマイ俺。
なんとかなるさ。

そろそろ夏休み。
周囲のみんなも浮き足立っていて、
話を聞いててとても面白いです。
大学生でよかったなあ。
本当にそう思います。

私も9月末に2週間ほど、
一人でバイクに乗って旅してきます。
もちろん野宿です。
楽しみでしょうがないです。


2004/7/27
西に消える残照に、逃れられない嘘をついた。
夏は、まだ始まったばかりだというのに。
古い写真みたいな道の色。
どこかで見たような二つの影が揺れている。

悲しいからといって、ただ『悲しい』を連呼した所で、
思いは少しも伝わらないでしょう。
だからそれを伝える手段は、
古来から雨露のように多く生み出されてきました。

その為、生まれた弊害があります。
甘え、です。

誰もが呟きを垂れ流しにできるインターネットの普及は、
人々の無責任さを綺麗に露呈させました。
何気なく立ち寄るサイトの中に、
それはあまりにも容易く発見することができます。
群集から抜け出そうと、個性を持とうとのた打ち回りながら、
『私達』という平均化に陥ってしまうという自己矛盾。
サイトは本来全く個人のプライベートな物でありながら、
外へ開かれるという、虚構構造。

仮想現実。デジタル世界。ワイアード。
そう。本当の意味でのワイアードには、
永劫到達できないのかもしれません。
ここは仮想世界なんです。

もし今夜、私が死んでしまっても、
それは何一つこの場所には反映されないのです。
そしてそれを知る術も無い。

情報化社会などと言ってみたところで、
それをうまく乗りこなしている人間は本当に限られています。
例えば、私は5年ほど前からテレビを一切見ませんが、
日常生活には拍子抜けするほど支障がありません。

情報、というのもおこがましいほどの、
無為な甘えが氾濫しています。
本当の悲しみが見えなくなっています。
『泣ける映画』が未だに話題になるのは、
興味深いメタファー(*1)です。

昨日から今日にかけて、幾人かの言葉に触れる機会があり、
少し寂しい気持ちなってしまったので、
つい日記に書いてしまいました。
これも充分メタファーです。

これは結局シニシズム(*2)ですかね。
考え考え生きるというのは、
中々出口の無い迷路にはまり込んだようで、
非常に難しいです。

-----------------------------

本日の日記は、日常には全く使われない、
ほとんど意味の無い用語を使ってしまったので、
興味のある方は下記を参照してください。
私はできるだけ平凡な表現をするように心がけています。
今後、できる限り無いようにします。

(*1)具象の中から形成される抽象。
  メタファーと言う単語は非常に多くの意味を含有しており、
  ここでは私が使用した意味に近い物を載せた。
(*2)社会風習や道徳・理念などを冷笑・無視する生活態度をさす。
  犬儒主義。冷笑主義。シニスム。


2004/7/26
『物語』に『世界の終わりの片隅で』をUPしました。
今回は書き終えるまで20分ほどかかりました。

世界の終わり、World Endには昔から強く惹かれます。

「もし、明日全てに終わりが告げられたとして、
 後悔しない生き方とはどんな物だろうか?」

これが私の命題です。

今回は、あらかじめ終わりが分かっている世界での、
どこにでもいるカップルを題材にしてみました。
あえて、綺麗事に終始し、
カップル二人のいる部屋の外で行われているであろう、
陰惨を極める現実には目隠しをしてみました。

この世界は酷い所です。
いくら偉大なシンガーが『What a Beautiful World』と、
情感を込めて歌ってくれた所で、
それは一部のラッキーな人間だけが見られる醜悪な夢物語です。
そう。一部の、というのは私達のことです。

だからといって、どうしたらいいというのか。
それは途方もなく難しい問題で、正直、検討もつきません。
生きているということ。
私や貴方がここにいるということ。
その、存在という地上でも最も難解な不思議を、
私達はもっと考えるべきだと考えます。

『世界の終わりの片隅で』で二人が最後に見せる、
恐怖と、強がりは、書いている私の想定外でしたが、
そんなところにも祈りは現れてしまいます。

切実に、真剣に、生きていくにはどうしたらいいか。
悩みは尽きません。


2004/7/25
シナリオの仕事の方が佳境です。
心身ともにかなり限界に近いですが、
最後の一滴まで搾り出すような気持ちでやってます。

「もう限界だろう?」と、聞く声があります。
答えはNO。
まだまだ走れるはず。

「やりたいことをやっているか?」と言う声も聞こえます。
もちろん答えはYES。
そうじゃなかったらやっている意味がありません。

倒れるなら、せめて前のめりに。
それが心情です。

8月の13日から16日までは、
東京に出張に行くことになりました。
あいも変わらず無茶な日程ですが、
やれることをやれるだけ、
やりつくしてこようと思っています。

私には、言葉がある。
そして音楽がある。
表現という、その業。
私は業にまみれて何とか生きています。


2004/7/24
Linksに私のバンド関係の物を追加しました。
よろしかったら見てやってください。
特にバンドでベースを担当しているThのHPである、
『平々凡々日々徒然』では、
最新のLive Photoを見ることができます。
えらいカッコイイです。
ロックンロールバンドしてますよ。
写真を見るには、

『平々凡々日々徒然TOP』
  ↓
『徒然紹介』
  ↓
『シルバーチャリオッツ紹介』
  ↓
『LIVE PHOTO』
  ↓
『2004.7.17  長町RIPPLE』

の手順で潜って行ってもらえれば大丈夫です。
メンバーは4人。
白いベースを持っているのが『平々凡々日々徒然』管理人のTh。
黒いギターを持って、横向きで写っているのが私です。

ネットで顔をさらすのはどうかな、と思っていましたが、
冷静に考えれば、バンドなのですから、
人に見てもらうのが肝要です。
それにある程度は広報の意味も込めて必要ですよね。
少し迷っていましたが、最新の情報が載せられたのを契機に、
Linkを貼ることにしました。

シルバーチャリオッツの次回ライヴや最新音源などについては、
リンクから行ける公式ウェブサイトでご確認ください。


2004/7/23
遠い潮騒に夏影は揺れて、
意外に強い浜風に君は少し俯きながら、
麦藁帽子一つそっと押さえて歩いていく。
海岸には人も無くて、
中空に存在を主張する太陽も。
そっとため息をつくように彼女を見つめるだけだった。
「ああ、夏だね」
「うん。夏だ」
交し合う言葉と微笑み。
喉の渇きと、ラムネのビンの水滴。
忘れられていく灼け付くような永遠の一瞬の中で、
僕達は光と、別れを知る。
「ね」
「うん?」
「歌ってくれないかな?」
「歌? なにを?」
「初めて会った時に歌ってた歌」
フラッシュバック。記憶が爆ぜる。
「いいよ」
少し考えてから返事をする。
君はかすかに微笑む。
「そういえばね。あの歌、誰の歌なのか聞いてないや」
「あれは・・・」
「綺麗な曲だよね」
少しもひねられていないストレートなラブソング。
恋なんてさっぱり分からないのに、
その漠然とした憧れと不安だけで成り立っている曲。
「俺が・・・、作った歌なんだ」
息を呑んで君が僕を見ている。
僕は深く深呼吸する。
そして僕は歌い始める。
眩いステージ。
果ての無い水平線と、幻のような陽炎と。
強すぎるスポットライトと、
君の涙と。
僕は歌い続ける。
まだ名前の無い歌。

---------------------

ひと夏の想い出 とか。
昔、そんなことを私は信じていませんでした。
今は、それはある、と思います。
実際に体験したことだからです。
感傷だけで人は生きてはいけないけれど、
少なくとも、忘れることはないでしょう。

夏です。今年も夏が来ました。
あまりに短い、鮮烈な生命の季節。

私達の特別な夏に、静かな祈りを込めて。


2004/7/22
昨日行われた写真撮影の詳細が判明しました。
なんでも、幾つかのバンドを集めて、
近くインディーズレーベルからオムニバスCDを出すそうで、
私のバンドもそれに選ばれたんだそうです。
写真はそれに付属されるブックレットに使用するとのこと。
全国のインディーズCDが置いてあるショップで、
普通に売り出してしまうみたいなので、
よろしかったら手にとってやってください。
発売日など、詳しいことが分かり次第お知らせします。

と、
あえて業務的に綴ってみました。
つうか、聞いてないよ・・・。
そんな全国デビューはとてもとても嫌です。
撮り終わった後でそんなこと言われても。
頭の中でちゃんと処理できなかったらしく、
思わず爆笑してしまいました。

私が昔から一生懸命になって、
表舞台に出ないように画策してるのに・・・。
どないせいっちゅうねん、おう!?
寝耳に水とはこのことじゃ!
泣くぞ? 泣いてまうぞ? ええのんかっ?!

はぁ・・・。
今、写真に目線を入れてもらえないかと、
真剣に問い合わせているところです。
世の中って怖いですねえ・・・。


2004/7/21
なんだか今日はバンドの写真撮影があるだとかで。
「オメカシして来て下さいね☆」って言われました。

オメカシ・・・。
ライヴのときと同じ格好でいいんでしょうか。
ちょっと困ってます。
というかその写真って・・・、
なんに使われるのか聞いてないんですけど。
雑誌か何かかなあ。
覆面していったらマズイでしょうか?

あと、今日はちょっと学校のプールに入ってみました。
私の大学では先週から開放されていて、
午後の1時から5時までなら入って良いことになってます。
いやあ。気持ちよかったです!
夏だなあって、そんなことを自然に思わせる青空。
友達とはしゃぎながら楽しんじゃいました。
今、体全体を心地良い疲労が包んでいて、
久しぶりによく眠れそうな気がしています。
これに味を占めてしまったので、
毎日1時間くらい泳ごうかなって思ってたり。
運動不足にはとてもありがたいですね。


2004/7/20
泣きながら歌うことに意味はあるのか
それでも言葉を紡がなくては生きていけない
そんな僕らは

言葉を失ったとき
あまりに悲しいことがあったとき
それでも何かしらの想いを吐き出さなくては
到底前に進めない

ちゃんと生きて
走り続けること
それが君との約束

ちゃんと泣いて
笑ってられること
多分それがちゃんと生きること
きっとそれが君が僕に望んだこと

--------------------------

私の詩はそのほとんどが歌だと、
そして祈りだと思います。
古くからの親しい人間は、
私の詩を、以前「歌詩」と表現しました。

今日は大切な友人の命日です。
思えばもう、幾人が還っていったのか。
私はここで歌い、祈り続けます。
言葉よ、届け。


2004/7/19
ライヴのおかげで仕事の予定に狂いが生じて、
正直、かなり焦っています。
学校もテスト期間に入ってしまいますし、
なんとか挽回しなくては・・・。

忙しい時っていうのは重なる物で、
もういくつも新しい仕事を断っているのですが、
どうしてもやらなければならない仕事が入り、
トドメを刺されたような感じです。
どうしたものかな。


2004/7/18
急に行われたライヴでしたが、
かなり好評だったようです。
ロックンロール。
客席の後ろの方で踊りまくっている人達がいて、
自然、こちらもかなり高いテンションで演奏できました。

次回ギグは、
8月22日 長町リプル。
チケットはお一人様ドリンク代込み1000円です。
その他の詳しいことのお問い合わせは、
後藤あきらまでお願いします。

さて、すっきりした所で仕事に戻ります。


2004/7/17
さて、これからライヴに行ってきます。
何人かの人から「行くよ」って言ってもらえたので
気合入れて頑張ってきます。

それにしても突然の話でしたねえ・・・。
一昨日の夜、急にライヴハウスから電話があって、
「出てくれ」と。
正気か?と思いましたが、出ることにしました。
昨日は練習の嵐で大変でしたよ。
仕事も終わってないのに・・・。

とにかくはじけてきます。
ライヴには音楽の全てがあります。
命が、そこに燃え立っているんです。
まだ間に合いますよ。
ぜひ体感しに来て下さい。


2004/7/16
突然ですが、明日、ライヴをすることになりました。

場所:仙台長町リプル
時間:open 18:00 start18:30
バンド名:シルバーチャリオッツ

「シバチャリを見に来た!」と言ってもらえれば、
ドリンク代の500円で入れちゃいます。
つまり無料です。
ライヴハウス側からの出演依頼だったので、
こんな特別待遇になりました。
本当のロックンロールを知りたい方、
暴れに来てください。


2004/7/15
人が風邪をひいていようがいまいが、
今期もやってまいりました、テスト期間。
まあ、うちの大学のテストは始まるのが遅くて、
実は再来週からですが・・・。
レポートが鬼のように出されています。

とはいえ。

こういう時、自分の筆の速さに感謝します。
友人曰く、『鬼速』らしいです。
A4のレポートなら、
時間は一枚5〜10分ほどで充分です。
推敲も同時にしながら書いていくので、
後で見返すこともありません。
「このレポート、1週間かかった〜」とか、
泣きそうな大学の知り合いを見ると心が痛みます。
ごめん。おじちゃんはね、
これに30分もかかってないよ・・・。

尋常ではない仕事量をこなしてきたことと、
その中で、ある程度以上の
クオリティを常に求められ続けたこと。
この2つが大きく作用しているようです。

いや・・・。そうでもないかな・・・。
中学生の頃くらいから、
この位の速さだったかもしれません。
どちらにせよ、助かっています。

で。
ここで友人連中に苦言を。
だからって皆して私にレポートを回すなっ。
ご飯1回分につられる私の意志の弱さ、
そして貧乏っぷりに哀切を覚える、
夏休み前のことです。


2004/7/14
風邪をこじらせてしまったようです。
まいった・・・。
週末辺りからずっと体調が思わしくなかったのですが、
とうとう昨晩、限界が来ました。
仕事に支障が出るな・・・。
関係者のみんな、ごめん。

今日の仙台は降ったり止んだりの天気でした。
濃い霧が一日中景色の中に立ち込めていて、
私はそれを熱にふわふわ浮かされながら、
半分夢見心地で眺めていました。

急に涼しくなったためか、
どうもいまいち調子が出ません。
がんばらないと。


2004/7/13
コンテンツを増やしてみました。
『物語』って言うことで。
本当は『小説』にしようかと思ったんだけど、
そうすると掲載できる物の幅を狭めてしまいますから。

記念すべき第一弾は『話』という物にしました。
これは、この物語の冒頭で述べられている通り、
全て五分で書かれた物です。
読む分にはもう少し短いかもしれません。

この調子で、やや実験的な作品も
臆せず掲載して行こうと思っています。
次は何を書こうかな・・・。


2004/7/12
最近、久しぶりに小説を書いている。
毎日何かしらの文章を書いてはいるのだけれど・・・。
完全に趣味の小説となると、数年ぶりだったりする。

〜個人的連絡〜
出版その他は全く考えてないので、
いちいち連絡してくるのはやめて下さい。
To 腐れ編集者

内容は・・・。
桜前線を追って、東京から北上していく男女の話。
それだけ。
タイトルは『桜』。そのまんま。

全然おもしろくないね。

桜にはとても惹かれる。
幼い頃から桜に多くのことを教えてもらった。
私の教師は常に自然であり、また、膨大な本だった。
そんな桜を追う物語を書いている。

昔、桜の下で永遠に失われた約束をしたことがある。
『桜』の男女もそんな約束を果たしに、
どこまでもひたむきに北へと向かう。
魂の清算。そんな感じなのかな。

最果ての地へと辿り着いた二人は、
一体どういう結論を出すのだろう。
正直、今の私には分からない。

せめて、幸福であれ、と思う。


2004/7/12
昔から端唄小唄(はうた・こうた)に興味があって、
情報を求めてネット上をさまよってたりする。

端唄小唄というのは、江戸時代頃に成立した
お座敷流の粋な唄のことだ。
主に三味線に合わせて歌われる。

何が魅力かって、
その深い情感と遊びが感じられる歌詞だろう。


『梅は咲いたか』

 梅は咲いたか 桜はまだかいな
 柳ゃなよなよ風次第
 山吹ゃ浮気で色ばかり
 しょんがいな

 梅にしようか 桜にしよかいな
 色も緑の松ヶ枝に
 梅と桜を咲かせたい
 しょんがいな

 銀座八丁 行こうじゃないか
 山の狐が七化けて
 黒い眉引く袖を引く
 しょんがいな

 恋の浅草 二人で行こかいな
 何を言問(こととい)都鳥
 末は千鳥で泪橋
 しょんがいな


私は残念ながら三味線を持っていないので、
ギター(?!)で伴奏しながら、
自分勝手に口ずさんでいたりする。
もちろん、悲惨な出来だ。
そのうちちゃんとお稽古したい物だと思う。


2004/7/11
恋だとか何とか。

最近、でもないけれど、
私の周りの会話で多いのは恋愛にまつわること。
誰が誰を好きか、そんなことはもう話題にならない
もう少し現実的で、生臭いこと。

年を取ったな、と思う。
聞いてて辛くなるようなこともほとんど無くなってしまって、
今では自分に精一杯。

恋愛の話から結婚の話になり、
果ては月給の話、年金の話、保険の話へと、
まるでいつかどこかで散々見たような、
そして確かそれを馬鹿にしていたような、
分かりやすい展開。
十年後にはきっと、養育費だとか、昇給だとか、
ローンだとかの話になってるのかな。
分かりやすい展開。
なんでかな、さっきから胸が痛い。

仕入れた情報を元に、
ショウキャクシサンはどうこう、とか、
向こうで熱弁を振るっている
--どうやら9月に結婚するらしい--
あいつ。

たった数年前までは、
つまらないテレビゲームの話ばかりしてたのに。

「俺さ」
それまで、周りに遠慮しているのか、
私と一緒になって黙りがちだったヤツが私の肩を叩く。
「実は今、好きなやつがいるんだよねぇ」
それは、懐かしい笑顔。
初恋を覚えた時に、そいつが見せた笑顔。

痛みのやまない胸を、そっと隠しながら、
そいつに向かって静かに杯を持ち上げた。
ほら、こんな風に気持ちを表せるようになったよ。
私も大人になったもんだ。


2004/7/10
弟の文化祭に行って来た。
素晴らしかった。
私はちょっと泣いてしまった。

そこには、
私が求め続けて、どうしても届かなかった、
『青春の光』があった。

真夏の太陽が彼らを映し出した。
激しく照らし出した。
そこには努力し続けた者達の、
あまりに眩い喜びと自由があった。
多数の友人達と肩を組んで笑いながら、
少し泣きそうな顔をしている弟のその表情。
私はきっと永遠に忘れることをしないだろう。

自分が憧れて止まない物を、
そこに垣間見るこの幸福。
弟に感謝したい。

「青春なんて、ただの感傷的な夢物語」
私にそう言い続けてきた数多の人々よ。
それは確かに存在した。
あまりにも力強く、そこに息づいていた。

遠く、もう届かないものを想う。
喪われた可能性を想う。
私の胸に深く何かがざわめく。


2004/7/9
どうしようもなく暑い日々が続いていますね。
私の最近の楽しみは、
お昼休みに友人達とアイスを食べることです。
いつも愚にもつかない馬鹿話ばかりしていますが、
透かし見る夏の迷いのない空と共に、
その時間は永遠に私の胸に残るでしょう。

現在、クラシックの方と共に
個人的なプロジェクトを進行させているのですが、
そちらも心に残る物になりそうです。
私は音楽を愛しています。
同じように真摯な姿勢で音楽に臨む方と
共に仕事ができること、
これ以上の幸福はないと思います。

あいも変わらず忙しい日々、
最近ちょっとおかしな人たちに付きまとわれていて、
少々うんざりしていますが、
やがて全てが思い出に変わるのでしょうね。


2004/7/8
失われた光景がある

たった一つのものを探して
風がそこにあって
空はどこまでも遠くて
みんながそこにいて
君がそこにいた

もうそれは思い出に変わってしまったけれど
きっとこの先何度でも思い出す
僕らはその光景を見つめていた
瞬きもせず

------------

この季節になるといつも思い出す景色があります。
たった一つの奇跡のような、
今思い出してみても夢の中のことのように思います。

その幸福な光の中では、
私が誰よりも深く愛した、そして今でも愛し続けている、
唯一の人が、今でも笑ってくれています。

幸福な悲しい夢の話です。


2004/7/7
本日は七夕ですね。
みなさんは何をお願いしたのでしょう。
「もうそんな年じゃねえよ」という方のほうが多いのかな?
私は一つだけお願いすることにしました。
でも、ここでは秘密です。

とにかく今の仕事が終わらないと
なにも身動きができない事が判明しました。
6月の時点で9月末までのスケジュールが
全て埋まってしまっていたので、
ある程度は覚悟していたのですが・・・。
仕事は8月の15日までで終わる予定です。
ただ、残務処理等その他がありますので、
なかなかすんなりとは行かないでしょう。

そっか。
『早く仕事が終わりますように』と願えばいいんだ。

なんて・・・。仕事は自分の責任ですから、
そんな他力本願な真似はできませんけどね。
星に願うのは、もっと切実で、
かつ自分の力ではどうにもならないことです。

遠く、声が聞こえます。
そろそろ行かなくちゃいけないようです。
それでは、また。


2004/7/6
昨日はこの日記で少し愚痴ってしまった。
思っていたよりも、言葉を巡る現状がちょっと酷すぎたから。
どうしたものかな、と思っていた。
でも見つかった。真剣な言葉を吐く事ができる人のサイトを。
深く自分の海へと意識を向けられる人だ。
『雪明かりの屋上で僕は』(管理人:Asayさん)
行ってみればわかる。そして少し自分の言葉を見返して欲しい。

そういえば。
この私のサイトにある詩の内、
『病弱な花々』以外の詩は、実はかなり古い物だったりする。
少し調べてみると、最古の物は、
『笑顔の価値』、『精神天使と彼女』、『歌が聞こえる』。
この3つはいずれも16歳の時の詩だ。
だから他の詩と比べてみると全体的に甘い部分がある。
他の物もほとんどが17から19歳の頃に書かれたもので、
『病弱な花々』だけが今年に入ってからの物。

なぜこのような掲載をしているのか。

ここ数年、仕事などで常に文章を書いている状態だ。
昨年は原稿用紙にして五千枚ほどの文章を書いた。
その間、私の詩はどんどん解体されていってしまい、
ほとんど人の認識を超えたような物になってしまった。
そんなもの、日の当たる所に置けるわけがない。

それで、少し発掘してみると昔の物がかなり残っていた。
懐かしさも手伝い、掲載しようという気になった。
存在の中で私がどう形を成して行ったかを辿りなおし、
自分を通して世界を見つめる良い機会になっている。
そのうち、最近の物を載せる機会もあるだろうか。


2004/7/5
週末、全部の時間をかけて仕事をしていたけれど
進んでいるような気には中々なれない。
もう、終わりは見えているんだけど。
後2週間で終わるように、がんばってる。

このサイトを開設してからまだほんの少し。
でも、多くの人から詩を見せてもらう機会になった。
思ったよりも、人々は語りたがっている。
インターネットの世界は広大で、
WEBリングを辿れば辿るほど、
眩暈がするほど多くの詩のサイトがある。
その中には言葉への想いを感じられない物もあって、
少し寂しい感じもする。

力のある言葉に出会いたいと思う。
垂れ流しの呟きに終わらずに、
その先へと意識が昇華されたような、
そんな素晴らしい言葉に出会いたいと思う。


2004/7/4
日記を始めることにしました。
日々のことをなんとなく綴って行きます。
更新は毎日できないと思います。
のんびりやっていくつもりです。





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