DIARY


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2005/05/31
TOPテキストを更新しました。
『再生』というタイトルです。
タイトルとは裏腹になんとも後ろ向きな内容になってしまいました。
よろしければ感想をお聞かせください。
(感想が書きにくい作品だとは思いますけど)

ところで最近、更新が頻繁だと友人に言われました。
そうでしょうか。そうかもしれません。
でも、本当は週に一回は何かしらの更新ができるのが理想なんです。
そういう意味では今月は頑張れた方だと思います。
モチベーションを下げずに、いかに書き続けていくか。
これは私の長年の目標です。
なかなか難しい物がありますが・・・。

また近く、詩の方を一つ追加する予定でいます。
すでに書き上がってはいるのですが、
HTMLにする時間がなかなか取れずにいます。
こちらもなんだか暗い作品ですので、そんな時期なのかもしれません。

どうにか『On Your Mark』の2nd.dayも書き上げたいのですが、
こちらはもう少し時間がかかりそうです。
出だしは中々良い感じだと思うのですが、
唯と田坂の会話の所に違和感が残っています。

さて、五月も今日で終わりですね。
入梅が本格化してくる季節だと思います。
湿っぽいのには参りますが、私はこの季節も好きです。
雨が降った後の、あの濁りが無い空気が大好きなんです。
六月は祝日がありませんのでちょっとがっかりですが、
夏へ向かう大切な月だと思います。
毎日をただ漫然と過ごすのではなく、
日々の移り変わりを敏感に感じて、
また何かしらの言葉を残せたらと思っています。

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昨日の日記で紹介したregrets管理人、みらいさんについて、
何故か私のところに「どういう方なのか」という問い合わせメールが。
えと。本人に聞いてください・・・。
私にはお答えしかねます。
私とみらいさんは現段階でweb上の付き合いしかありませんので、
正直な話、私もあまり彼女のことについては知りません。
ただ、頂いたメールから察するに、
とても礼儀正しく、美しい日本語を綴る方だという印象があります。
それ以上の事は今後「regrets」で語られる世界を待ちましょう。
私も楽しみにしています。

みらいさん、頑張れー!


2005/05/31 釈明編
正規の日記に先駆けまして。

お昼くらいにあるお方から、
一昨日の日記の詳細について問い合わせというか、なんというか。
尋問メールを頂きましたので、
そちらの返信をさせていただきます。

ええと。

ごめんなさい。半分くらい妄想です。

どの範囲まで妄想なのかは言えません。
ただ、遊びに行ったのは本当です。
で、その女の子は私の恋人でもなんでもありません。
もしかしたら友達以下かも。

まあ、一番の問題はその女の子が一人ではなかったことかなあ。

まあ、デートとか、そういう色っぽい話ではなかったです。ええ。
血涙を流すほど悔しいですがご安心下さい。

むしろ私、アッシー君? みたいな。

そりゃ死語も出ますよ。ええ。出まくりですとも。
次こそ頑張りたいと思っていますが、
そんな甲斐性もド根性もありませんので、
本日も仙台の街は平和そのもの、というわけです。

えと、こんな釈明でいかがでしょうか。
ねえ、サクさん?(笑)


2005/05/30
昨年から病弱な花々に通ってくださっている「みらい」さんが、
ご自分のHPを立ち上げられました。
HPスペースのことなど、私もほんの少しだけお手伝いをしました。
みらいさんのサイト、「regrets」はこちらです。
病弱な花々ともどもよろしくお願いします。

みらいさんは現在17歳。
みずみずしい言葉を綴っておられます。
私も、今後どのような言葉を語られていくのか楽しみにしています。

って、みらいさ〜ん・・・。
ちょっと持ち上げすぎでは?
冷や汗がダラダラ出てきます。


2005/05/29
18歳の女の子と一日ドライブとかしてきました。

(とうとう犯罪に手を染めましたか、あきらさん)
(いや、110番はもう少し待ってください)

海岸線を腕を組んで歩いたりしました。

(アベック気取りですか、あきらさん)
(いや、半分冗談のつもりだったんです)

カラオケとかにも行ってみたりしました。

(若いフリもここに極まれりという感じですね、あきらさん)
(最近歌う機会が無くて、つい・・・)

その後のことはとてもここには書けません。

(いいかげんにしろよコノヤロウ?!)
(ギャース!!)

いやあ、なんと言うか、かんというか。

若いって良いな(含みあり)とか思いました。

なんだか本当に通報されそうですので、
一応ちゃんとした釈明はしておきたいな、とか、
思ったり思わなかったり笑いが止まらなかったり。

あれですかね。
私が言えることはあまり多くありません。
まあ、しいて言えば、

手とか細くて小さかったです。

いい匂いがしました。

想像よりも随分細かったです。

でもとてもy(検閲削除)。

まあ、「私もとうとう勝ち組か・・・」ということで、
投げっぱなしのまま今日の日記は終了です。

(そろそろ刺されませんか、あきらさん)
(だ、大丈夫だと思いますけど・・・)
(だってあなた、この前も・・・)
(それ以上は言ったらダメです)
(分かりましたので、その包丁をしまってください)


2005/05/28
随分前に書き上げてあった『On Your Mark』の2nd.dayを破棄して、
また最初から書き始めました。
なんとなく違和感がずっと取れなくて、悩んだ末の決断でした。
しかしこの調子だと、現在一応完成している5th.dayまで、
全て書き直すことになりそうです。

何かが間違っていることはわかっている。
でも、何が間違っているのかは分からない・・・。
私は時々、自分が作り上げた物にそういった感覚を覚えることがあります。
そういう時は一度、その作品から距離を置いてみて、
何かがカチリとはまるのを待ちます。
『On Your Mark』に関しては1st.dayから何となく気になっている個所があり、
随分難航してしまっています。
もしかしたら登場人物達の深さが、
現時点での私のキャパシティを超えてしまっているのかも。
そんな風にも考えています。

物を書くのは難しいです。
いくら書いてもそれは変わらないです。
ギターを弾くのも難しいです。
少し上手くなるたびに、理想はますます遠ざかっていきます。

一生を通して追い求められる物があること。
それはきっと幸福ですよね。
時にとても苦しい気持ちにもなりますが、
好きでやっていることですから幸せです。
いつか、心から満足できる時が来るのかな・・・。
もしそんな時が来たら、もう人生に悔いは無いかもしれませんね。

誰に認められたいとか、そんな大それたことは思ってもいません。
私は、私自身が求める物に少しでも近付きたいと考えています。
そしてそれはゴールを自分で決めるということでもありますから、
切りが無い話だということもすでに分かっています。

例え50年後であっても同じ事に悩んでいられたら、とか、
酷く気の早いことを考えていたりもするのです。
阿呆な話ではあります。

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少々疲れているためか、今日の日記も酷い文章になっています。
いついかなる時もある程度のクオリティは維持していきたいのですが・・・。
未熟です。申し訳ありません。


2005/05/27
私信。
携帯、21:00頃に復活しました。
ご迷惑をかけてごめんなさい。

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こんばんは。あきらです。
とても疲れています。どうしてでしょうか。
やらなくてはいけないことは沢山あるのに、
今週は連日早めに就寝してしまっている次第です。
情けない。

実はこの頃、色々と面倒なことが重なっていたのですが、
やっとほぼ片付けることが出来ました。
来週からは多少楽になりそうな按配です。

現在書いているものが少し精神的に辛い場面ですので、
知らず知らずの内に私まで影響を受けてしまい、
なんだか心も疲弊してしまっているようです。
よくあることではありますが、今回は目に見えてやつれてきました。
やはり年齢でしょうか。
ちと遠い目になってしまうような心地もする今日この頃です。
最近は人前で元気に振舞っていましたので、
そちらでの疲れも出てきてしまっているのかもしれません。
慣れないことはするもんじゃないですね。
元々ネガティブな人間だしなあ・・・。

来週辺りからまたガツガツとシナリオを進めていこうと思っています。
なにか一つ物語も書けたら良いのですが、
そちらは正直わかりません。
だから『On Your Markを早く書け!』っていじめないで。
インスピレーションが沸いてきたら一気に書いてしまおうと思います。

なんだか今日の日記はダメダメですね。申し訳ないです。
明日からは心を入れ替えて頑張ります。

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新しい詩のためのノートを買ってきました。
普通の大学ノートです。
特に意味は無いのですが、中学生の頃からずっとCampusの物を使っています。
私は個人的な詩のノートに、趣味で一冊一冊タイトルを付けているのですが、
今度はどうしようかとても迷っています。
昨日書き終えたノートのタイトルは『Circus』でした。
その前は『Vague Dawn』。
さらにその前は『Loser』。
なんだか毎回名前負けしているような気もします。

なんとなくですが、物悲しい感じのタイトルが多かったので、
今度は優しい感じのする名前にしたいなあ、とか、
ぼんやりと思っていたりします。


2005/05/26
祈るように歌うように。
そんな風に言葉を紡いでいけたら良いな、と思います。
囁くように流れるように。
時に濁流になり渦巻くように。

でも私の心は気を抜くとすぐに散ってしまい、
まるで素敵な物を発見した時の子供のように落ち着きが無いのです。
言葉が苦笑しながらこちらを見ています。

白いノートをシャーペンが走っていく光景が、
いつからか日常茶飯事になりました。
でも、それら埋め尽くされた大量の余白にこそ、
どうしてだか一番形にしたかった気持ちがあるような気がして、
私は古いノートを見返すたびに少し困ってしまうような気持ちになるのです。

詩のノートがまた一冊埋まりました。
明日、新しい物を買ってこようと思っています。


2005/05/25
TOPテキストに「こんな詩」をUPしました。
解りづらい物になってしまったかもしれませんが、
これは恋の歌です。
ただ、本当の意味では恋の歌ではないと思っています。

恋愛については「よく解らない」と、いつもお茶を濁してきました。
多分、今後もそれは変わらないと思います。
私は恋愛について語りたいことも伝えたいこともありません。
もしくは、例えあったとしても、
それを形にするだけの気力もありません。
本当に希少かと思われますが、
私に恋愛の言葉を期待してくださっている方には申し訳ありません。

「こんな詩」。タイトルの通りです。
こんな詩は本当は世の中に必要ないのです。
私達にできることは残念ながらとても限られています。
目前にいる愛する人を真剣に愛し続けていれば良いんです。

・・・でも、それでも。

私はこういう言葉を吐き出します。
それはなにより自分自身に必要だからです。
言葉にしてしまわなければ、という強迫観念があります。
言葉にして、ちゃんと落ち着いて、受け止めなければ、と。
そしてそんな身勝手な理由で生み出された言葉を、
こうやって開かれた場所に吐き出さずにはいられないのです。
だから、私は自身を本当に傲慢で周りの見えない人間だと思います。

五月の空には雲も無くて、生い茂った木々はなんとも優しいです。
光は鮮明に辺りを浮き出してはどこかに跳ね返っていきます。
私は地上に立ち尽くし、そんな美しさを間抜け面で見上げては、
いつも懐かしい人のことを思い返して胸が痛みます。


2005/05/24
昨日は結局日記を書けませんでした。
こんばんは。後藤あきらです。
先週末の話をしようかと思っていたのですが、
少し遅くなってしまいましたので、
今日はちょっと違ったお話にしようと思います。

一昨日、一通のメールを頂きました。
作品に関する感想など、貴重なご意見を頂きました。
その内容の中で、こんな一文がありました。

本来、詩とは一体どのような物なのでしょうか。
どのような物を指してそう呼ばれるべきなのでしょうか。

私はこれを読んで頭を抱えてしまいました。
確かに、詩とは一体何なのでしょうか。

実は以前、私が書く詩は詩ではない、と言われたことがあります。
その時も「詩とは一体どのような物のことを言うのか」と、
一人考え込んだことがありました。
結論は一つだけ出ました。
それは、わからない、ということです。

例えば世の中にある優れた詩を幾つか思い返してみます。
私には、ボオドレールと李白の共通点が見つかりません。
感じやすい研究家の方などは、ひょっとしたらですが、
それらに共通しているのは孤独だ、と言うかもしれません。
ですがもちろん、孤独を表現した物は小説にも短歌にも、その他にだって、
およそ言葉を使用した表現には数限りなく存在します。

しかし私達はそこにある物を「詩である」、「短歌である」等、
ちゃんと判断することができるのです。
私達は、もしかしたら非常に感覚的に、
それらの違いを感じ取ることが出来ているのかもしれませんね。

詩とは一体何なのか。私はわかりません。
ですが、今日も詩を書いています。
でも、『詩を書くぞ!』と思って書いているわけではなかったりします。
物を書いている。言葉を使って、何かを表現している。
その形が、たまたま詩という形をとって現れていたり、
小説という形になって出てきたりしているだけだと思います。
本当の意味で私は詩人でも小説家でも無いのでしょう。
それなら、私は物書きです。
言葉を愛して、言葉の力を借り、何かを表現する者です。
それでいいかな、と思います。
のんびりし過ぎていますでしょうか。

難しいことはなにも解りませんが、
解らない、ということだけは忘れずに、
これからもやっていけたらと思います。

・・・うん。

これじゃあ何にも答えを出していないのと一緒かなあ。
ごめんなさい。


2005/05/22
申し訳ありません。
ちょっと予想以上に多忙になってしまいました。
現在、23日の午前1時半です。
これからまだやらなくてはいけないことがありますので、
今日の日記はこれで終わらせていただきます。

明日は朝一から夜まで大学があるのですが・・・。
こんな調子で大丈夫なのかなあ。


2005/05/21
先日にこの日記で書きましたが、
今日、明日と、週末の二日間に渡り、
今作っているゲームの資料の為に忙しく走り回ります。
本当に朝から晩までです。

詳しい報告は明晩しようと思っています。
明日も早いので、今日は短いですがこれで。


2005/05/20
本日は我が文芸部の新入生歓迎コンパでした。
私も気がつけば三年生。
自分が新入部員として迎えられたのが、まるでついこの間のように感じられます。
多分こんな風に時代は次の手に渡されていくんじゃないだろうか、なんて、
変に大層な事を、盛り上がる一年生を見ながら思っていたりもしました。

振り返ればいつもあっという間。それが時間というもの。
でも先を見ようとしても中々解らないのもまた時間です。
私は私に出来ることを頑張り続けていくだけだと思います。
そしてそれが幸福であると信じます。

月の綺麗な五月の夜に。


2005/05/19
駅舎に降り立ったとき、
音もなく吹きぬけた風に攫われるようにして空を見上げました。
夕暮れがかった空は青と赤の複雑な綾模様を描いていて、
私は知らず微笑んでいました。
五月です。空が高いですね。

本日の仙台は久方ぶりにとても天気が良くて、
ずっと続いていた肌寒さを忘れさせるような眩さでした。
明日もこんな良い天気なのでしょうか。

今度作るゲームのために、
週末の二日間を使って資料撮影に行く予定です。
資料は鮮明なら鮮明なだけ良いので、
やはり今日のような光が欲しいと思います。
晴れてくれると良いなあ。


2005/05/18
朧月。朧月。
雲間から月のぼんやりとした光。
地上に映る影には色も無くて、
僕達はこんな道をぼんやりと肩を並べて歩いていく。
世界中のどのような歌も今は不要だった。
行き先さえも必要としてはいなかった。
時折漏れる吐息だけが心地よかった。
僕達は手を握り合って家路を急ぐ。
朧月がぼんやりしている。


2005/05/17
昨日更新したTOPテキストですが、
思ったよりも多くの感想を頂いています。
友人の一人はわざわざ携帯からとても長いメールをくれました。
ありがとう。

普段生活していて、目前にいる誰かが、
ノスタルジックな気持ちを抱くような人間にはなかなか思いません。
みな、そのような事とは無縁に生きているように感じます。
でも、ノスタルジアというものは思ったよりも多くの人間が、
その根幹に抱えている情感なのかもしれません。
ふとした瞬間に感じる郷愁。
どうして人間はこんな感情を持っているのでしょうね。

進歩。進化。前へ前へ。
私達に求められるのはそのような物です。
人間ほど性急ではないにしろ、
地球上の他の生物達だって環境に最適化していくように、
少しずつ変わっていくものです。
また、細菌やウィルスなどはその変化があまりに早いことで有名ですね。
もしかしたら私達全生物は、あまりに早すぎる変化に、
曰く言いがたい気持ちを持って後ろを振り返るのかもしれません。
不思議な物です。

今度は何を書きましょうか。
なんでも書けるはず。言葉は自由なのですから。
思うままに、祈るように、歌うように。時に叫ぶように。
いくらでも書けるはず。

幸い、私の人生はまだまだ続きそうです。
そして書くことは喜びです。
のんびりとやっていきたいと思っています。


2005/05/16
TOPテキストを更新しました。
「空、通り過ぎた後に」というタイトルですが。
語りたいことは全てあの言葉達の中に詰め込みましたので、
それ以上書き連ねるのは野暮かもしれませんね。
ですから沈黙していようと思います。
読んでくださったみなさんがどういった気持ちになられるのか、
それだけが気になっています。

五月も半ばを過ぎました。
どうしてだか仙台は肌寒い日が続いていて、
時折雨などがぱらつくせいか、
あんまり五月といった感じがしません。
私の中で五月は鮮明すぎる陽射しに彩られています。

多分、幼い時や、中学、高校時代の思い出が、
私にそういった眩い情景を思わせるのではないか、と、
一人ぼんやりと考えていたりします。
今後もきっと、そういった多くのイメージに囚われて、
私は季節を渡って行くのだと思います。

大人になるのは、なんだか少し侘しいものです。


2005/05/15
玉置浩二のコンサートに行ってきました。
実は五年程前にも見に行ってたりします。
その時は一人で行ったのですが、
今回は友人も一緒に来てくれました。

玉置さんの髪が真っ白になっていたことにまず驚きましたが、
ともあれコンサートはスタート。
最初の1、2曲は声があまり出ていなくて、
「やっぱりもう年なのかなあ」などと思ったりも。
しかし、コンサートが進むにつれて、
どんどん声に張りが出てきました。
比例するようにステージもテンションが上がっていき、
最後の辺りでは、いつの間にか拳を握り締めている私がいました。

素晴らしい物を見ました。
また、プロの仕事というものに久々に触れた気がしました。
同時に自分のバンドを振り返り、もっと頑張らなくちゃなあと、
少々反省もしたり。

うし。まずは音作りからだ!(なんか間違ってる)


2005/05/14
PCの復旧は何とかなりました。
思ったよりも深刻で一時は現実逃避しようかな、とか思いましたけど。
そろそろまた新曲を作る予定ですので、
今のうちに環境を整えておいてやる必要があります。

話は変わりますが、最近、久しぶりに村上春樹を読みました。
なぜか今ごろ『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。
タイトル長いっちゅうねん。
いやあ。どこを切っても春樹節でしたね。
話の筋に全然関係ない描写が多いところとか。
肩の力が抜けていていい作品だと思いました。
次は『海辺のカフカ』でも読んでみようかな・・・。
まあその前に、まだ読んだ事の無いシェイクスピア作品を見つけたので、
そちらをまったりと眺めていようかと思っています。
ところでシェイクスピアって一体どのくらい作品があるんだろ・・・。
もうほとんど読んでいると思うのですが、
たまに知らない作品を見つけたりして驚きます。

皆さんはどのくらい読書をしていらっしゃるのでしょうか。
私は本を月に20〜30冊くらい読みます。
全て古本で購入です。
もちろん100円文庫ONLY。
素晴らしい本を30冊買っても3000円しかかからないのですよ。
凄いですよね。
しかもポイントが溜まれば割引券も出ますし。
3000円分も買うと、大体200円くらいの割引券が貰えるのかな?
2冊分がタダになる計算です。興奮しますよね。
つまらない邦楽のアルバムを一枚買うくらいなら、
私は断然古本を選びます。
問題は本棚が大変なことになるということでしょうか。
一月平均20冊文庫を購入していると計算すると、
一年で240冊本が家に増える計算になりますよね。
一体どこにそんな大量の本が収納されているのか。
我ながら不思議になります。

本は幼い頃からいつでも私の先生でした。
本から生きるために必要なことをほとんど学びました。
物の書き方も、きっとそんな中から自然に学んできたのだと思います。
また、本はインスピレーションをくれます。
私のような妄想癖のある人間にとって、
想像力を刺激してくれるような作品があってこそ、
自らの作品にも躍動感が生まれてくるのです。

いくら忙しくても、どんなにお金に困っても。
これからもなんとかして雑多に読み続けていきたいと思うのです。


2005/05/13
昨夜からPCの不調でてんてこまいです。
今夜中には復旧させたいと思っているのですが。
PCは便利な反面、こういう面倒な部分が少なからずありますよね。
私のように自作PCだとサポートもないので困ります。
まあ、その分自分でいじれる楽しみもあるわけですが。
まだまだスキルが足りなくて泣きそうになることもしばしばです。

仕事にも支障が出てきました。
なんとかしないと。

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私信。Thへ。
確かにね。でもなんとも言えない問題でもあり。
ここにきてまた才能が云々言われて嫌気が差してきたので、
ちょこっと書いてみました。


2005/05/11
例えば、優しさ。
目に見えるものと、そうでないものがあります。
そして目に見えない優しさは中々気づかれない物です。

例えば、夢。
荒唐無稽な物から、現実的な物まで。
どれもに共通しているのは多分、眩さのような物でしょう。

例えば、愛。
それこそ百人百様の物。
ただ一人に向けられる物から、もっともっと大きな愛まで。
それは至る所に存在しているようです。

例えば、悲しみ。
痛みを伴う物から、色のない物まで。
それは筆舌に尽くしがたいほど存在します。

そういったものを誰かに伝えたいと願うとき、
人は一体どういった手段をとるのでしょうか。
私は、言葉と、音楽を選びました。
でも、言葉は時に語り過ぎ、音楽は時に寡黙に過ぎるものです。
その難しいバランスの上に立ち、悪戦苦闘するのが日課になりつつあります。

忙しい日々の合間。
昨年からこつこつと準備してきた物語に着手しました。
幾度かこの日記で語ったことがありましたが、
「別れ」をテーマにした静かな物語です。
主要な登場人物は5名。
彼、彼女達はそれぞれ何かしらの別れを体験することになります。
発表形態はまだ決めていませんが、
もしかしたら無料で誰でもプレイすることの出来る、
ネットでダウンロードするタイプのゲームの形を採るかもしれません。
ゲームなら、物語に音楽もつけることが出来ますし。
今まで培ってきたノウハウを活かすチャンスですね。
ゲームっぽくはない作品になると思いますが。

もしかしたら20代の仕事のうちでも、
私にとって大きな意味をもつ作品になるかもしれません。
のんびりとやって行こうと思っています。

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『On Your Mark』の2nd.dayはどうなってるんだ? と、
本日メールにて問い合わせを頂きました。
もう、本当にごめんなさい。
やっぱり頭から全部書き直したくなり、
思ったよりも難航してしまっています。
今月中にはなんとか発表しますので、
もう少々お待ちください。

というか、まさかあの作品を待っている人がいるとは。
完全に私個人の趣味みたいな物語ですし・・・。
嬉しく思いながらもちょっと不思議な気持ちです。

さて。以下は蛇足ですが。

ええと、先日の話です。
On Your Markの取材のために、
仙台市内にある大きな総合病院に潜入していたのですが、
途中で看護師さんに見咎められて叩きだされてしまいました。
いやあ、あの時は怖かった。
でも、物語を構築するためにはやはり事前の資料収集が必要だと思います。
ですので、また日を改めて攻めてみようと思っています。
捕まらない程度に。

On Your Markの1st.dayは、
冒頭の街の描写について幾人かの方からお褒めの言葉を頂きました。
あの描写はやはり、自分が住んでいる街をモデルにしたということが大きく、
その為、いつもよりも鮮明に書けたと思っています。
やはり取材その他は大切ですよね。
だから懲りずにまた病院に(以下略)

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独り言。

才能が云々とか、忘れた頃に言われる単語。
そろそろいいかげんにして欲しい。
もし私に才能があると言うのなら、
そして自分自身に才能が無いと嘆くなら、
それを口に出す前にそれなりの努力をして欲しい。
私は小学校の三年生の頃に詩と出会い、
それ以来、一日も休まずに気が狂うほど物を書いてきた。
今でもそれは変わらない。
私は中学校三年生の頃にギターと出会い、
順風満帆だった人生を全て変えてまで弾き狂ってきた。

その結果、今、私はここにいて、
小さな仕事などを請け負っています。

私と同じような無茶をしろとは言いません。
ただ、誰かが自分よりも遥かに頑張っているという事を、
切実な真実として知って欲しい。
そう願います。

私は才能なんて言葉、信じません。


2005/05/10
久々に詩を追加しました。
しかし、病弱な花々は元来詩のサイトのはずなのに、
メインであるはずの物の更新が極度に少ないのは問題のような気がします・・・。
いくら多忙とはいえ、反省中です。

さて、『家路』ということですが。
実は元々、この詩は『愛』について歌った詩です。
だから最初の辺りの節では、あまり『家路』という感じがしていません。
書き連ねるにつれて、しかしそれが変わっていきました。

人は、帰るものです。
どこへかは解りません。
ですが、みな、どこかに帰るものです。
漂泊の旅を続けるジプシー達にだって、
心の奥底には故郷と呼べる風景があります。

恋や愛というのは、えてして形が見えない物です。
しかし、いつか、懐かしい道を行く時、
隣を歩く暖かい手の持ち主に感じる気持ちは、
きっと愛なのではないかと思います。

でも一方で、愛とは誰かに定義されていい物だとも思えませんでした。
本当の愛、だとか、真実の愛、だとか。
世の中にはその手の言葉が溢れているように思います。
ですが、ちょっと立ち止まって、色々なことを注意深く見つめると、
本当、や真実、というものは、決してそう溢れていないことが解ります。
それはきっと、一人一人が大切に決めること。
押し付けられる物でも、押し付ける物でもない。

愛に迷って、いつか迷子になってしまっても。
夕闇に彩られた帰り道につく時、私達は、
そこで何かに立ち返るのかもしれません。
そんな時に、共に手を握り合って一緒に歩いてくれる、
そんな人が側にいてくれたら。
なんとなく夢想してしまいました。

相変わらず私は夢見がちなようです。


2005/05/09
自分のサイトを持って、メールアドレスを公開していると、
やっぱり来ます。迷惑メール。
ネット上ではスパムメールと言った方が一般的でしょうか。

私はフリーのアドレスを公開していますので、
まだまだマシなほうだと思いますが、
本アドレスを公開していらっしゃる方は大変だろうな、
と思います。

出会い系やアダルト系がやっぱり多くて辟易とします。
ただ、タイトルが「はじめまして!」等の場合、
もしかしたら作品の感想メールかもしれませんので、
一度開いてみなくてはいけないのが現状です。
30通に1通くらいの割合で混ざってたりします。

最近は迷惑メールもどんどん手が込んできました。
皆さんもお気をつけ下さい。


2005/05/08
独り言。

変わろうとすることよりも、
変わろうとしないことの方が難しい、なんて、
そんなことを今更噛み締めるように言わないで下さい。
それは私達の流してきた全ての涙に対する裏切りです。


2005/05/07
TOPテキストを更新しました。
解りにくい物になってしまいましたが、
あれは恋愛の歌です。

前々から自分が書く恋愛物は恋愛っぽくないなあ、と思っているのですが、
今回書いた『五月の空の下で』を読んでくれた友人のおかげで、
少しだけ、その理由が解った気がしました。
彼曰く、
恋愛以外の要素が詰め込まれすぎているから、なんだそうです。
なるほど、と膝を打つ思いでした。

恋愛というのはそもそも多様多種だとは思いますが、
それにのめりこめばのめりこむほど、
一途に、周りが見えなくなっていくものだと言えます。
一方私の書く恋愛は、そういった感覚が薄いのだと思います。
今後の課題になってきそうです。

ただ。

本人はいつも本気で書いているつもりですので、
それが「恋愛とはちょっと違う」と言われてしまうと、
なんとも切ないような、寂しい気持ちにもなる今日この頃です。


2005/05/06
かけがえのない物。それはなんでしょう。
人が百人いれば、きっと百人の答えがあると思います。
もちろん、私にも沢山あります。それはとても幸福なことです。

一方で、大切な物が多いということは、
失いたくない物も多いということだと思います。
それゆえ、人は臆病にもなるのです。
私は、すっかり臆病になってしまいました。
きっとこの先、もっともっとそうなっていくと思います。

GWになり、久方ぶりに弟が実家へと帰ってきました。
晩餐はとてもにぎやかな物となりました。
私は、その光景を失いたくないと思います。

GWになり、友人達が帰ってきました。
連日続くなにかしらの集まり。
私は、これが永遠に続けばいいと願いました。
心から願いました。

ですが、それらの光景はいずれ必ず失われていく物であるということも、
残念ながら私はすでに知ってしまっているのです。

景色は変わります。
友人達と歩いた川沿いの桜並木はすっかりその姿を変えました。
懐かしい野原は消えうせて、大型のショッピングモールになりました。
私の体からはゆっくりと若さが去りつつあり、
かつての情熱は今、心の奥底で静かにたゆたっています。
そしてそのことは音の無い悲しみを覚えさせます。

ですが。
変らないものがあるとして、果たしてそんな物に未来はあるのでしょうか。
明日も、可能性も、希望すらも無い。
変わらないと言うことは、一方でそんな可能性をも秘めています。
そしてそれは言葉にならないほどの悲しみではないかと思うのです。

だから、私たちに出来ること。
それは、過ぎ去っていく景色を脳裏に焼き付けて、
瞬間瞬間を全力で享受していくことなのではないでしょうか。

私たちはなにか眩い物を見る時、繰り返し瞬きをします。
まるで、シャッターを切るように。
心の奥にあるフィルムに、その鮮明さを少しでも残したいと、
まるでそう願っているかのように。

やがて色褪せて行く記憶の片隅で、
いつかの光が時折瞬いては、私たちを優しい気持ちにさせます。


2005/05/05
今日のLIVEは・・・。
演奏は悪くなかったのですが、
なんと、LIVE中に機材トラブルがあり、
一時、ギターの音が出ないという、
何とも辛い状況に陥りました。

演奏中に急に音が減退していって、
そのまま途切れ途切れになってしまい、
私は酷く慌ててしまいました。
一応、前日に機材のチェックはしておいたのですが。
LIVEは本当に何が起こるかわかりません。
今後、絶対に繰り返さないようにしようと思いました。

沢山の方に見に来ていただきました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。


2005/05/04
深夜に電話が鳴ります。
電話といっても携帯電話です。
そして呼び出し音は何とも風情の無い着メロ。
億劫な気持ちを抑えて通話ボタンを押します。
最近は事前に誰がかけてきたのか確認しなくなりました。

思いも寄らない人からの電話でした。
あまりに驚いて、言葉に詰まってしまいました。

窓の外には蛙の声が聞こえます。
私が今いる場所はそんな田舎の片隅です。
受話器越しに彼女の場所が奏でる音が響いてきました。
そしてその音は、かつて私の生活の中にもあった物でした。

十代のほんの少しの瞬間を共有した、
彼女はそんな友人の一人です。

電話は嬉しい知らせをもたらしてくれた訳でもなく、
悲しい事実を突きつけるわけでもなく、
ただ、懐かしさだけを伝えて終わりました。

夜の闇を見つめてみます。
空には星が出ていました。
もう、冬の星座ではありませんでした。
私は今、ここにいます。
どこに向かっているのかは解りません。
ですが、通り過ぎていく景色はどんどん増えていくでしょう。

あまりに静かすぎて、泣くこともできない夜です。


2005/05/03
ちょっと不思議な仕事を請け負いました。
童話のような物を書いてくれ、とのこと。
『ような物』ってなんだろ・・・。

童話については、絵本や児童図書が好きなこともあり、
今まで短い物を数本書いたことがありました。
いずれも習作でしたので、人様に見せられる物ではありませんが。
でも一度だけ、知人の三歳になる娘さんに読んで聞かせてみた所、
思ったよりも喜んでくれて嬉しかった記憶があります。

ともあれ。
なんだか旅行関係のパンフレットに短いお話を載せたいのだそうで、
勢い、内容も旅にちなんだ物になりそうです。
他に、原稿用紙四枚分という制約があったりします。
短いですよね・・・。
頭を悩ませていますが、ちょっとアイディアもありますので、
楽しく書こうと思っています。

ところで明後日は私が在籍しているバンド、シルバーチャリオッツのLIVEです。
練習もありますので、あまり時間に余裕がないことがちと痛いですが、
なんとか書き上げます。

しかし雑多に請け負っていると、たまに面白い仕事が来るなあ。


2005/05/02
GW中なのにも関わらず、平日だということで。
行って来ました大学に。
いやあ。今日くらい休校にしてくれよ・・・。
我が教育大学は真面目な空気に覆われております。
とは言えやはり、学内に人影はまばら。
みんな結構自主休校してたみたいです。
なんともはや。

大学から帰ってきたらすぐに友人が遊びに来ました。
一緒にダベること午前四時まで。
一緒に、昔作ったゲームをしてみたり、
今後、どういったものを書いていくのかを話したりしました。
いくつか計画はあるのですが、
今年の多忙っぷりからすると、どうにもままならない感じもします。

こんな感じでGWは過ぎていきそうです。


2005/05/01
原付バイクであるホンダのカブを駆って北へ。
山を抜けて海を目指します。

冬季閉鎖されていた道は開放されていました。
車一台分の山道をうねりながら森の奥へ。
そして山の懐へ。
五月の光の鮮明さは、
後に続く友人の原付をサイドミラーの中にくっきりと浮き出していて、
大きく呼吸をすれば森の甘い匂いが心を満たします。

宮城県の雄勝町というところに行って来ました。
この場所は、私たちにとってとても大切な場所です。
山を抜けて、海に向かって駆け下りると、
エメラルドグリーンの海面が待っていました。
言葉を失って、私たちはしばらくそれに見入りました。

海を眺めながら、
私はどうにかして言葉をひねりだそうと足掻いていました。
この期に及んで、まだそんなことを考えていました。
しかし、目の前に映る景色はただただ寡黙に雄大で、
そんなちっぽけな気持ちをねじ伏せてしまいました。

朝の6時に出発。
帰りは夜の8時過ぎ。
なんとも贅沢なバイクの旅でした。

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四月の日記を過去日記に移しました。





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