DIARY


BACK



2005/06/28
今日の仙台は一日中曇り空で、
時折激しい雨が降っていました。
湿度は高めでしたが、涼しくてとても過ごしやすかったこともあり、
水不足になりそうな今年にとっては良い雨だなと素直に思えました。
雨は好きです。

傘を差して足早に過ぎる夜に近い駅からの家路の途中、
懐かしい人に会いました。
女性らしい傘をさして、スーツに身を包み、
俯きがちに向こうから歩いてきた彼女は、
なんだか中学校のとき毎日顔をあわせていた人とは別人のようで、
私は少しおかしくてこっそり笑いました。
五分ほどコンビニで立ち話。
元気でやっているとの事。
同窓会で会おうね、なんて心許ない約束をして別れます。

みんな自分の道を歩いている。
まもなく、夏が来ます。


2005/06/27
一日空いてしまいました。申し訳ありません。

一昨日の日記でチラッとだけ書きましたが、
25日をもって『病弱な花々』は開設一周年となりました。
わーおめでとーぱちぱちぱちー。
めっちゃ投げやりな感じで独り祝い中の後藤あきらです。

一年というのは長いのか、短いのか。
沢山の事がありましたし、一方であんまり変わっていないとも思います。
なんだかんだで続けてこれたのは、
何らかの作品を発表するたびに感想を書いてくださる方や、
毎日こんなつまらないサイトを覗いてくれる方々がいらっしゃる事が、
やっぱり大きな要因となっていると思います。
今年の四月になってからというもの、
あんまり活発な活動が出来ていないのが申し訳ないです。
結局サイトのリニューアルもできなかったし。
近々暇を見てこっそりやろうと思っています。

今日は詩とTOPテキストを更新してみました。
いかがでしょうか。
せっかくの一周年なのに、この素敵ネガティブ具合。

なんとか物語りも一つ追加したいと思っていたのですが、
どうも時間切れな気配が濃厚です。
『手をつないで』というタイトルの、
インターネットに出会ったばかりの少年を主人公にした短編を書いています。
サイト一周年と内容的に上手くリンクしていたと思うのですが、
間に合わず残念です。
書きあがり次第、UPしたいと思います。
少しだけ切ない空気を持った作品になりそうです。

一周年。でも、時間的にたった一年続いた、という、
本当はただそれだけのことに過ぎないのかもしれません。
この一年で何を残し、また何を見つけたのか。
そしてこれから何を探して行くのか。
それこそが重要なんじゃないかと思います。
とても難しいことですが、やらなければ。
時間は無限じゃありません。
やり続けなければ。探し続けなければ。

こんな広大なインターネットの片隅で出会った皆さんに、
自分が何かできる、なんて、そんな大それたことは思っていません。
私は、自分の作品を一生懸命書いて、
それに頂いたご意見に一喜一憂し続けていたいと思っています。
それはとても大きな喜びです。
その為にも今後も精進を続けるつもりです。

一周年。うん。節目があるのは良い事です。
気持ちを引き締めて、また頑張ろうと思います。


2005/06/25
サイトが一周年なんてもうどうでも良いです。
今日は友人の結婚式でした。
素晴らしい体験でした。
言葉になりません。興奮がおさまりません。
結婚というシステムについてとか、
結婚にまつわる色々な話とか、
そういうものが本当に小さな物に見えました。

カズヒロ、おめでとう。
本当におめでとう。
月並みな言葉だけれども、末永くお幸せに。
おめでとう。そしてありがとう。


2005/06/24
手をつないで。
見知らぬ道、歩き慣れた道。
いつか通り過ぎてきたような道。
明日、出会う道。

いろいろな道があるな、と、
なんでだか今週はそればかりを考えていました。
道の端には何が転がっているのでしょうか。
時には仰ぎきれないような大木がそびえているでしょうか。
そしてその先にはそんな大木ですらも届くことの無い、
果てしの無い空があるのでしょうか。
ともあれ、道は続いていく物だな、と。
それがどんな道であってもです。

手をつないで。
できれば、どんな道を行くことになっても、
そうしていられたらいいな、と思います。
もしかしたら離れることもあるかもしれません。
二度とつなぐことの出来ない相手もいるかもしれません。
もしかしたら手をつなぐことすらできなかった相手もいるかもしれません。
でも、それはしょうがないことです。
道は一本ではないのですから。

今日の日記は恋愛の話ではありません。
なんとなく、そう見えてしまうかもしれませんが、
人生一般のことをさして書きたかったことです。
下手な文章でごめんなさい。

友人が明日結婚します。
私はまた道を一歩進めることになります。
それはこの留まる事の無い歳月と、
大きな決意をした友人がもたらしてくれた物です。
なんともめでたいことです。
本当にめでたいことです。

でも、そんな大きな祝福の気持ちの中に、
一抹の寂しさがあるのも本当です。
人生は長いけれども、速いです。
先は遠いけれども、過去はあっという間です。
そんな奇妙だけれども至極まっとうな板ばさみに合いながら、
どうしてだか眠れぬ夜を一人、
ウィスキーをちびちびとストレートで嘗めて過ごす、
今夜はそんな夜です。

願わくば、この道の果てが喜びで満ちた物でありますように。
誰かが、この手をとって一緒に歩いてくれますように。

それでは、また。


2005/06/23
以前お知らせした、現在私が友人と作っている作品、
『Last Summer Nostalgia』の製作スタッフに、
新しくシナリオの人間が加入しました。
勧誘してみた所、快くOKしてくれ、嬉しい限りです。
私とも、友人とも違う文章を書く人ですので、
そこらへんが上手く出れば、ぐっと世界観が広がると思います。
今から完成がとても楽しみです。
創造的な事というのはいいですね。
それが気の合う仲間達だとなお良し。
さらにその面子が有能だと言う事なし。
ひたすら刺激的です。

さて、なんだかんだで多忙が続いています。
友人の結婚式も明後日に迫りました。
今週はなんともあっという間に過ぎていきそうです。

それでは、また。


2005/06/22
ご無沙汰です。まともな日記はしばらくぶりですね。

今週末にある友人の結婚式のため、
なんだかんだと二次会の手配などに追われ、
また同時にレポートが幾つか重なってしまった為、
すっかりにっちもさっちも行かなくなっていました。
とりあえず落ち着きましたので、胸を撫で下ろしています。

さて。
そんな調子で毎日を過ごしてきましたので特にご報告することも無く。
間もなく当サイト開設一周年ですが、全く準備できていません。
加えて記念日である25日、まさにその日が友人の結婚式でもあり、
当日更新作業ができるかどうかというダメッぷり。
ここまで来ると少しだけ快感にもなってきます。

詩に関しては講義の合い間中などに隙をついて書き散らしていますので、
何とか形にして発表できそうです。
しかし、誉められたことではないですよね・・・。

う〜ん。
ダメだ。思考が上手くまとまらないや。

ここ数日まともに睡眠が取れてなかったので、
今夜はここまでにして休ませて頂きます。
ごめんなさい。
明日からは頑張ります。


2005/06/20
生存報告。

多忙です。生きてます。


2005/06/18
梅雨嫌いの君へ。

こんな梅雨空の下で僕達が望むのは、
いつも抜けるような夏空でしかないのかもしれない。
でも、季節は短い物だよ。
こんな空の下でさえ、何かを探すべきなんじゃないだろうかって、
なんとなく、そう思うんだ。

僕は、君を見つけた。


2005/06/17
無邪気な約束が、後に胸を抉ることだってあります。
私はそれをもう痛いほどに知っているのに、
また、新たな約束をしてしまっていたりします。
変わらない物なんて世界には無い。
そんな事を声高らかに言ってみた所で、どれほどの慰めになるのか。
後に残るのはなんとも言えない後味の悪さと、罪悪感です。

嘘はつきたくないのに結果的に嘘になってしまうこともあります。
どうしようもないこと。
口を開かずに生きていくしか、もはや残された道は無いです。
でも、それがどれほど困難な道なのかも知っています。
痛む胸を引きずって、今日も明日を迎えるために眠りにつきます。

誰が何かを叫んだ所で。
誰がどれほど傷ついた所で。
誰がどれほど無意味に殺された所で。
変わらない物は変わらないし、止められない物は止められない。
世界にはラッキーな人殺しとアンラッキーな死体がいるだけです。
分かりきった真実から目をそらして、
こんな幸せな国で生きていくということ。
私もラッキーな人殺しの一人です。

罪悪感。
これもそんな余裕が生む、ただの欺瞞に過ぎないのかもしれませんね。
そんな状態で、どうして愛なんて物を歌えるでしょうか。
どうして真実を歌えるでしょうか。
口から零れ落ちる言葉達には何も罪は無いのに。
罪のあるところなんて幾ら考えても分かりはしないのに。
殺されるくらいなら殺すと言った少年の目はあまりに真っ直ぐで、
私はなす術も無くその後ろ姿をぼんやりと見つめるしかありません。

もし明日、世界の終わりが来るのなら。
もしかしたら私は安堵するかもしれないと思います。

ちょっと思うところがあって書いてみました。
今日の内容はある人に向けた個人的な物です。
変な日記で申し訳ありません。


2005/06/16
十代の少年少女の話を書いていて、
時折、紋切り型の青春について思うところがあります。
『彼』がいて、『彼女』がいて。
つかず離れずの微妙な位置関係の中、
毎日を過ごすうちに少しずつ距離が縮まっていく・・・。
そういう関係が現実に沢山あることは知っていますが、
ただそれを書き連ねることには抵抗を感じます。
かといって小説らしい事件やイベントを発生させて、
無理やりにドラマチックさを演出するのもなんだか気持ち悪い。
どうした物か。

前提条件を変えてしまえばいいということに気がつきました。
「一緒に過ごす」=「青春」という図式に否を唱えてみれば、
思ったよりも切実な関係が見えてきます。
そしてそうやって進められた話は、
どうしてだか驚くほどのリアリティと切実さを持っていました。
名前を付けるとしたら、・・・そうですね、
『君と歩かなかった青春』とでもなるのでしょうか。
なんだかすでにそういうタイトルの小説が存在しそうな気がして怖いのですが。

どうにも捻くれている為か、押し付けられた価値観には違和感があって、
同時に「かくあるべし」という考え方にも疑念を感じたりします。
恋人だからこうしなくてはいけない。
友人だからこうあるべきだ。
はたしてそうだろうか、と、ふと考え込んでしまうのです。

私は学校が推奨する、まるで型に嵌めたような人格形成とやらが大嫌いで、
常々反抗してきました。
同時に、多様性の可能性を模索しつづけてきました。
それなのに、自由に物事を進められる今になって、
気を抜けば、自分から何らかの型に嵌っている事に気付きます。
これは良くない。もっと自由にやってもいいはずだ。
もっと自由にやれるはずだ。
安易な安定よりも、ちょっと取っ付きにくいけれども、
もっともっと刺激的な自由が、すぐ側にあるはずだ。
敵は、自分の中にいました。

詩や物語や、今、友人と製作している作品を書いていて、
とても丈夫な自前の手錠を感じます。
それもまた人間らしい愚かさなのかもしれませんが、
私は自律思考できる『人間』という生物です。
自ら何らかの芽を摘む事は避けたいと思います。

皆さんも、つまらないルールで自分を縛ってしまっていませんか?
世界は、思ったよりも、思いがけないほど、自由な場所ですよ。


2005/06/15
雨の中にメロディを聞く。
濡れて歪む窓越しの景色にその源を探す。
憂鬱に曇った空の下、どこかから響いてきたその旋律が、
頬杖をついてぼんやりと外を眺めているこんな自分の中から、
不意に湧き出してきた物であったことに気付くのには随分時間がかかった。
苦笑いを一つ、それから誰にも聞こえない声で、
小さく、そのどこか懐かしさを感じるフレーズを口ずさんでみた。

時々、こんなことがあります。
音楽に限らず、それはある一文であったり、風景であったりします。
私はそんな物を追い求め続けているのかもしれません。
くどいほど私が連呼する『ノスタルジア』。
それはこんな物が主体に構成されているように感じます。

懐かしさ。寂しさ。拭い去れない懐かしさ。
泣きたくなるほどの。

こんな風にして不意に何かを感じていられるうちは、
私はまだ色々なことをやれる、やりたい、と思えるのです。
苦しむことがあるとすれば、その、光の破片のような者達を、
私は未だに上手く形にしてやれないということです。
精進あるのみ。
私は今夜も悪戦苦闘しようと思います。

----------------

私信。
アサイさんへ。
現在も素晴らしい文章を書いてらっしゃると思うのですが・・・。
でも、そうやって悩むということは、
アサイさんがまだまだ上に行こうとしているという事ですよね。
こっそりと応援し続けます。
私も負けてられないな・・・。


2005/06/14
TOPテキストを更新しました。

実は随分前から、
自分の文章から意識的に「僕」を削減していたのですが、
今回は久しぶりに全開にしてみました。
結果、病弱な花々でこれまで公開してきたものよりも、
少しだけ突っ込んだ内容になったと思います。

自身への問いかけから私は表現をスタートしました。
しかし途中でもっと広い世界へと目が向きました。
それから歌う先は変わっても、
やはりどこかで外を見続けてきました。
今回、特別な心境の変化はなかったと思いますが、
結果的に自己の内面を大きくさらけ出す形になってしまい、
多分、そのような時期に来たのかな、と考えています。
そんな内容の詩のタイトルが『EXIT』というのは中々象徴的ですよね。
狙ってつけた名前ではないのですが・・・。

そういえば今日一つ、
プライベートで嬉しいことがありました。
今後の活動にも多少なりとも影響が出てきそうです。
詳しいことを報告できないのが残念ですが、
それは私がこれから作っていく作品の中にでも、
どこかに感じていただけたらと思っています。


2005/06/13
以前この日記でお知らせした、
私が今度友人と作る作品、「Last Summer Nostalgia」の製作が、
ゆっくりと進み始めました。
ゲームという体裁を取る、というお話もしたと思いますが、
システムがやや複雑ですので、
現在プログラム関係の勉強も同時に進めています。
とうとうプログラムにも手を出しちゃいますよ、私は。
目指せ、いんちきプログラマー。なんちゃって。

色々と詳細な設定が固まりつつあるのですが、
それはもう少し作業が進んだらお知らせしようと思います。
内容はとても優しい世界観で語られる物になりそうです。
パソコンさえ持っていれば誰でも無料でプレイできる物にしますので、
良かったら応援してやっていてください。

今夜はもう少しシナリオを書いたら寝る事にします。


2005/06/12
LIVEは大盛り上がりでした。
遊びにきてくださった方々にお礼を申し上げます。
今度のLIVEは7月8日の金曜日だそうです。
もし良かったら見に来てやって下さい。

なんだかとても疲れてしまいました。
短いですが、これで。


2005/06/11
例えば日々が。
今夜、昨日と同じくしてまた夜が来たように、
また明日も夜が来るとして、
そんな繰り返しだけの毎日だったら。

例えば日々が。
いつの間にか加速していく日常に置き去りにされて、
気が付けば過去を懐かしんでばかりいる自分を、
あざ笑うように今後も過ぎていくことは明白なのに。

季節の変わり目にはいつも思うところがあります。
私も気が付けば24歳。
結構な年頃だと思います。
いつか私が想像していた24歳とはかけ離れて、
私はこんな場所でぼんやりと震えているのです。

私は何者でもなかった。
私たちは何かになりたかった。
何にもなれずに、こうやって酒を飲み交わし、
時には愚痴ってみたりもする。
あまりに当たり前の道を歩いていることにしばしば呆然とします。

そろそろ梅雨に入るそうです。
長い雨の向こうには心を焼き焦がすような夏が待っています。
いつしか夏にトキメキを感じることもなくなってしまいました。
それでも夏はやってきます。
私たちは今年の夏に何を残せるのでしょうか。
一度きりの夏が、もうすぐ来ます。


2005/06/10
現状を上手く把握して。心を落ち着けて。
いつどんな状況に陥っても、常にベストの判断を下せるように。
そんなことが、私が十代の頃に無意識に模索していた目標でした。
今、それは概ね成功しているような気がします。
しかしその結果、
「情熱が見られない」、「何を考えているのか分からない」という、
少々不名誉な印象を周囲に与えてしまっているようです。

最近急にそんな声を聞くようになりました。
まあ、今までは多忙すぎてあまり大学の友人と関わりが持てなかったので、
少しは落ち着いて話ができるような状況になった今年度から、
やっと自分の耳に入ってきた、というだけかもしれません。

「落ち着いている」という評価を貰うことがよくあります。
その場合はほとんどが誉め言葉としてなのですが、
一方でやはり複雑な気持ちにもなります。
歳相応、とは言いません。
歳相応というのが具体的にどのような物か分かりませんので。
ただ、別に周囲の同世代の人間と較べて、
ほんの少しだけ落ち着いて見えた所で、
それは私にとって何の意味も価値も見出せないのです。

私が昔習っていた護身術では、「自己を整えろ」という教えがありました。
窮地に立たされた時、一番信用できるのは自分だから、という、
そういう論理でした。
私はそれに強く共感し、自分なりの研鑚を積もうと考えました。

現在の自分を観察してみると、どうでしょう。
落ち着いています。判断力も養えました。
でも、最終的に全面の信頼を寄せられるか、というと、
私はまだまだ不安定で、どうにもそういう気持ちにはなれません。
道は長いようです。

おかしな日記でごめんなさい。
昨日、ある知人に言われた言葉を自分なりに一日考えてみて、
まとまることはついぞなかったけれども、
どこかに形に残しておこうと思い、書きました。


2005/06/09
唐突ですが、次回のライヴのお知らせです。

6月12日(日)
at 仙台パークスクウェア
NADSAD&シルバーチャリオッツ共同企画
open18:00 start18:30
ticket お一人様\1000

シルバーチャリオッツは21:00前後に出ます。
お暇な方は遊びに来てやってくださいね。
新曲も一曲やる予定です。


2005/06/08
回想。

午前三時半。六月の空は早くも明けかけている。
僕達はそんな季節の中で、
やっと一つだけ、生きていく事への覚悟を決めた。


2005/06/07
昨日公開した『夕立ち』に幾人かの方から感想を頂いています。
いつも本当にありがとうございます。
「なんだか童話みたい」という感想も頂きました。
なるほど、と、書いた本人が膝を打っていたりします。
相変わらず阿呆な私です。

タイトルの「夕立ち」は「ゆうだち」と読みますが、
夕暮れに突如来る雨は、正式には「夕立」と表記すべきです。
夕方に旅に出る、という事と少し引っ掛けてみたりもしました。
深い意味はないのですけど・・・。自己満足ですね。
ただ、誰もが家路を辿る夕暮れに、
あえて旅に出るなんて、それはどこかロマンチックにも思えます。
そんな私の気持ちがストレートに出てしまったのかもしれません。

ところで近く、また新しい詩を公開するつもりでいます。
何故だか最近、詩を書くことが増えてきています。
良いことなのか、悪いことなのか・・・。
内容はあんまり前向きな物じゃなかったりします。

On Your Markの2nd.dayもそろそろ公開しようと思っています。
・・・う〜ん。
どうせだから病弱な花々一周年の日にでもまとめて公開しましょうか。
今月の25日で開設一周年を迎える当サイトですが、
なんにも面白いことが思い浮かばないので・・・。
作品を沢山公開することくらいしか、私には出来そうもありません。
できればサイトもリニューアルしたいのですが、
果たして手が回るかどうか。
なせば成る、なさねば成らぬ、の精神でやって行きたいです。

いらっしゃらないかと思いますが、
もし、私に何かさせたいという奇特な方はご連絡ください。
できる範囲で頑張ろうと思います。
えらく狭い範囲になると思いますが・・・。


2005/06/06
TOPテキストを更新しました。
タイトルの『夕立ち』は、実は閲覧者様からのリクエストです。
具体的なリクエスト内容は、
夕立をタイトルにして恋人同士のお話を、という物でした。
木輪さん、ありがとうございました。

しかし・・・。
恋人同士の作品を書いたはずなのに、
どうしてだか恋愛の匂いがしないです。
いつものことですのでちょっと諦め気味ですが、
ちょっと情けないような気持ちにもなります。
誰か私に恋愛のイロハを教えてください。

最近、週に一回のペースでTOPテキストを更新できています。
今後も続けば良いのですが、正直、自信はないです。
いつも通りのんびりとやって行けたらと思っています。


2005/06/05
こんにちは、後藤あきらです。
ここ二日ほどまともな日記が書けず失礼しました。
色々と忙しく立ち回っていました。
色々と言ってもなんのこっちゃですので簡単な説明を。

まず、少し寂しい決定がありました。
シナリオを提供していたゲームの製作が頓挫。
鋭意製作してきましたが、力及ばずでした。
私はなんとかなっていたのですが、
今年の四月に入って以降、他のメンバーが多忙になり、
にっちもさっちもいかなくなってしまいました。
とても残念ですが、しょうがないとも思っています。
本当は色々と思ったりも言いたかったりもするのですが・・・。
今は悲しさよりも疲労感が強くて、あまり上手く状況を考えられません。

次は少し前向きな決定です。
ゲーム製作の頓挫に伴い、少し時間が空きましたので、
親友と二人でゲームの様式を使った『作品』を作ることになりました。
こちらは完成次第、ネットで無料配布するつもりでいます。
物語と、音楽と・・・、
美しく、どこか懐かしい景色を軸にした優しい作品になると思います。
ワーキングタイトルは現在の所、『Last Summer Nostalgia』です。
あくまでワーキングタイトルですので変更になる可能性があります。

この物語は元々、数年前に私が企画した音楽と物語の作品でした。
その頃は諸々の事情があり、残念ながら着手するまでに至りませんでした。
ゲーム製作が頓挫し、意気消沈していた私に、
友人が「これをやろう」と引っ張り出してきたのが、
『Last Summer Nostalgia』でした。
正直な話、企画者の私が少し忘れかけていたのですが・・・。
友人は数年前に一度だけ見せたその企画をまだ覚えてくれていて、
「やりたい」と言ってくれたのでした。

今日は半日を使ってその企画を新たに練り直していました。
まだ詳しい内容については決まっていませんが、
色々と設定なども固めることが出来、
今後が楽しみになりました。

物語は人類の最後の夏に始まり、終わります。
主人公はいません。
黄昏に沈みそうな静かな、寂れた海沿いの街と、
静かに終わりを受け入れようとする人々がいるだけです。
プレイヤーはそれらを黙って見守る人。名前はありません。
その世界に干渉することもできません。
ただ、静かに終わりを見届けるだけです。
この物語に主人公はいません。

プレイヤーは自由に街の中を移動することが出来ます。
そして多くの場所で交わされる会話に耳を傾け、
また、別の場所へ、自分の行きたい場所へと行きます。
そしてまた誰かと誰かの会話を聞くのです。

酷くつまらない作品です。
感傷的な、パーソナルな作品です。
でもこれが私がずっと望んでいた作品です。
ノスタルジア。ノスタルジアです。

以前日記に書いた、今書き始めている『別れの物語』も、
この作品と平行して進めていくつもりでいます。
のんびりとやれたらいいな、と思っています。
どうなることやら。どちらも完成まではしばらく時間がかかりそうです。

世界に言葉があり、
一緒に紡いでくれる仲間がいて、
そしてそれを受け止めてくださる方がいる事に感謝して、
今後もやっていこうと思っています。


2005/06/04
なんだかとても虚しい感じのする決定と、
明日から何をすべきかについての相談と。
今日はそんな物に費やされた一日でした。
空はとても優しい色をしていましたが、
夕暮れを待たず、雷を伴って雨を降らせたりもしました。

明日、もう少し具体的な話し合いをする予定です。
今日は疲れてしまいました。早めに寝ます。

訳の分からない日記で申し訳ありません。


2005/06/03
また週末の二日を使って色々と仕事をする予定です。
結構大きなことも決まる気配があります。
何が決まるかについては現時点では言及できないのですが・・・。

最近体力的に辛くなってきましたが、乗り切りたいと思います。


2005/06/02
今日、ある方に聞いたのですが、
病弱な花々のような何らかの作品を発表するHPを運営していて、
閲覧してくださった方々に感想を頂く場合、
掲示板への書き込みが一般的で、
メールを頂ける事は非常に稀なのだそうです。

あれ・・・。おかしいな。
このサイトとは全く逆だったりします。
ご覧の通り、私のサイトの掲示板にはあまり作品の感想はありません。
そんな中で丁寧な感想を下さるアサイさん、
本当にありがとうございます。

話を戻しますが。
病弱な花々を始めて半年ほど経った頃から、
作品を発表するたびに誰かしらからメールを頂くようになりました。
そこで、どうしてなのかな、と少し考えてみました。

私が書く作品というのは、
もしかしたらパーソナルな感想を読者の方に与えやすいのでは・・・、
と、一瞬思ったりもしましたが、それは驕りという物だと思います。
却下。

掲示板のデザインが悪くて書きたいという意欲が湧かない・・・?
いやいや。あの掲示板はレンタルですが、
とても洗練されていて素晴らしいと思います。
病弱な花々を始めたばかりの頃、
お褒めの言葉を頂いたりもしました。
これも却下。

私の作品を好きになってくれる方は総じてメールフェチだ・・・?
私は何をトチ狂っているのでしょう。
もちろん却下。

結論。分かりません。

人が百人いれば百通りの考えがあるように、
サイトが百あれば、もちろん例外もあるんじゃないかな、とか、
そんなことをぼんやり思います。
相変わらず適当です。

実は今月の25日で病弱な花々は開設1周年を迎えます。
一応、節目ということで、
ちょっと色々と思うところもあり、
今日の日記の話題にこんな物を選んでみました。
これからどのくらい続けていけるのか分かりませんが、
病弱な花々でやっていることは本当に楽しいので、
これからも頑張っていこうと思っています。

気が向いたらサイトをリニューアルしてみようかな・・・。
みらいさんのregretsを見ていて、
ふとそんなことも考えていたりします。
しかし洗練されていて本当に綺麗なサイトだなあ・・・。
羨ましいです。


2005/06/01
詩に『三文芝居』を追加しました。
テーマは青春の終わりでしょうか。
詩の中に出てくる廃ビルにそれらの想いを込めてみました。

最近、実は恋愛を歌うことを画策しているのですが、
やはりどうにも上手く行きません。
思えば青春を歌うとき、
恋というものは中々切り離せない物だと思います。
個人的な心情なのですが、私は自身の青春をあまり美化できないので、
そういった気持ちも反映されてしまっているのかと考えることもあります。

三文芝居とは、元々安っぽい大衆劇のことです。
転じて、内容の薄いつまらないこと、という比喩にも使われます。
年を取って少しばかりシニカルに思春期を振り返ったとき、
もしかしたらすっかりくたびれてしまった私達は、
その時代をまるで実の無いお祭り騒ぎのようであると感じるかもしれません。
本当に嫌な気持ちになる話ですが。

できれば。
私は本気の三文芝居をやりたいとおもいます。
後で恥ずかしくなっても、穴があれば入りたいと思っても、
本気で安っぽい劇をやりたいと思います。
下手に悟ったフリで日々を曖昧に過ごすよりも、
そちらの方がずっと楽しいはずだと信じます。

次は何を書きましょうか・・・。

------------------

五月の日記を過去日記に移しました。





BACK











SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送