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『こんなに明るいつきの下で』

また誰か手を握ってくれるのを待っていた
こんなに明るい月のした
遠くに霞める都会の喧騒
より深く耳に突き刺さる
こんなに明るいつきの下で

夜空に行く月を見守ることにしたんだ

この心の深遠には何が眠っているのか知るために
心をえぐり身を切り裂く
「          」
何もいない何者でもない
掘り進むほど思い知らされた 何もない俺に
こんなに明るいつきの下で

むせび泣く声は今日も誰にも届かないだろう

走った
ただ走った
思い切り飛んだ
また走った
走った
それでも答えは出なかったんだ
こんなに明るいつきの下で

うずくまって時の音をただ聞いていた
ただひたすらに聞いていた





2004/7/3 南風さんより頂きました




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